個人サロン開業の成功確率を上げる商圏分析3つのポイント
こんにちは。
個人サロン黒字化戦略アドバイザー平松です。
美容院を出店しようと考えた時に、どこに出店するかはかなり重要ポイントになります。
どんな場所に出店すれば成功確率が上がるのか?
ここには十分な時間をかけ決定する必要があります。
今回はそんな商圏分析に関してお伝えしていきます。
Yoshinori
商圏分析をする前に決めておかなければならない大事な事
商圏分析のポイント
美容院を出店する際に一番大事な事は、コンセプト設定だと考えています。
コンセプトが明確に決まっていれば、
ターゲットが決まる→物件イメージが決まる→出店場所が決まるというスムーズな流れで進めていくことが出来るからです。そのコンセプトに合ったターゲットを集客する為にどこに出店するかは非常に重要です。
28歳・独身・キャリアウーマンとういうターゲットを集客したいと思っているのに、ファミリー層が多く住む住宅地に出店しても集客は見込めませんよね。。。
なので物件を決める前に商圏分析をしっかり行う必要があるのです。
ではその3つのポイント(面・線・点)をお伝えしていきます。
お客様が来店可能な範囲
まず、商圏の範囲について考えてみましょう。
お客様が来店可能な距離はどれくらいでしょう?
一般的に、お客様が来店可能な範囲は次の範囲といわれています。
徒歩 | 500m |
自転車 | 1km |
車 | 3km |
① 面で見るポイント
まずは検討しているエリアにターゲットがどの程度いるのか、そもそもエリアはターゲットが好む街なのかを判断していきます。
また、そのエリアに同じターゲットを狙っている競合がどのくらいいるののかを調べます。
・エリアの特徴・・・どんな街でどんな顧客がいるか?
・需要について・・・そのエリアに住み、働いている人はどんな世帯、職種なのか?
・競合について・・・そのエリアに同じターゲットを狙っているサロンがどれくらいいるか?
② 線(導線)で見るポイント
線(導線)とは、物件がターゲット顧客にとって通いやすい場所かどうか判断するために調べます。
・近くにターゲットが集まる施設や住宅地はあるか?
・店舗前にはどれくらいターゲットが通るか?
・店舗前の交通量はどれくらいか?
③ 点(物件)で見るポイント
点(物件)とは、店舗そのものです。
店舗の築年数、階数。
周辺施設にターゲット顧客層が好まない施設はないか?
間口のガラス張り比率で美容室内の様子が店外からどれくらい見えるのかなどを考えていきます。
・集客阻害要因はないか?・・・同じ建物や近隣にターゲットが好まない施設はないか
・アクセスはしやすいか?・・・路面店舗か空中階店舗か地下店舗か
・間口ガラス張り比率は?・・・サロン内の様子が店外からどれくらい見えるか?
まとめ
物件を決める前に商圏分析をしっかり行いましょう!!
なんとなくイメージだけで考えるのではなく、具体的なデータを元に分析していくようにするとポイントが見えてきます。
僕自身も出店の際に色んなサイトを調べましたが、総務省統計局が公開している無料の地域分析ツール「jSTAT MAP」というツールが高機能で使いやすくオススメです。